NZワインのラベルの読み方(Wine labelling)
NZワインのラベルに品種・収穫年・産地を書くときは、そのワインの85%以上がその品種・年・産地のものでなければなりません。アルコール度数と標準飲酒量(standard drinks)の表示も必要で、1標準飲酒量は純アルコール10gです。ワインを買う在住者と旅行者向けです。
詳細
NZで売られるワインのラベルの表示は、第一次産業省(Ministry for Primary Industries、MPI)が案内するルールに従います(MPIのページ)。
品種・収穫年・産地の「85%ルール」
ラベルに品種(variety)、収穫年(vintage)、産地を書く場合、そのワインの85%以上が、書かれた品種・年・産地のものでなければなりません。
| ラベルの書き方 | ルール |
|---|---|
| 品種を1つ書く(例:Sauvignon Blanc) | 85%以上がその品種 |
| 複数の品種を書く(ブレンド) | 書いた品種の合計が85%以上。多い順に並べる |
| 組み合わせて書く(例:2008 Marlborough Pinot Noir) | 年・産地・品種の組み合わせ全体で85%以上 |
主な例外は次のとおりです。
- 2006年以前に造られたワインは、75%のルールが適用されます。
- 輸入ワインは、品種について75%のルールだけが適用されます。
地理的表示(GI)
地理的表示(Geographical Indication、GI)は、商品が特定の地域で造られ、その品質や評判がその土地に由来することを示すものです。NZでは、ワインと蒸留酒のGIを知的財産庁(IPONZ)が登録しています(IPONZのページ)。
登録されたGIをワインの商品に使う人は、そのGIの使用ルールに従わなければなりません。例えば「Champagne」は、フランスのシャンパーニュ地方で造られるスパークリングワインのGIです。登録されているGIはIPONZの登録簿で検索できます。
NZの主な産地はNZのワイン産地を参照してください。
原産国
ラベルには原産国の表示が必要です。輸入したワインを含む場合は、全ての原産国を書きます。
アルコール度数と標準飲酒量
アルコール度数が0.5%以上の飲み物には、アルコール度数と「Contains approximately [X] standard drinks(約X標準飲酒量を含む)」の表示が必要です。
NZの1標準飲酒量(standard drink)は、純アルコール10gです(Health NZのalcohol.org.nz)。同じ量でも、度数が高いほど標準飲酒量は多くなります。
Health NZは、健康リスクの低い飲酒の目安として次の量を示しています。週に2日以上はお酒を飲まない日をつくることも含まれます。
| 1日あたり | 1週間あたり | 1回の機会 | |
|---|---|---|---|
| 女性 | 2標準飲酒量まで | 10標準飲酒量まで | 4標準飲酒量まで |
| 男性 | 3標準飲酒量まで | 15標準飲酒量まで | 5標準飲酒量まで |
妊娠中の飲酒の警告表示
アルコール度数が1.15%を超える飲み物で、2023年8月1日以降にラベルを付けたものには、妊娠中の飲酒に関する警告表示が必要です。
アレルゲンと亜硫酸塩
アレルゲンの表示が必要です。ワインに使われることの多い亜硫酸塩(sulphites)の表示も、食品基準で定められています。食品表示全般は食品表示の読み方を参照してください。