本文へ移動
教育・子育て / 留学生

ホームステイ(Homestay)

留学
RENT
概要

18歳未満の留学生が親と住まない場合、学校は行動規範(Code of Practice)に沿って、ホームステイ先の安全確認(警察の照会を含む)や家庭訪問を行う義務があります。保護者が親族や知人を「指定保護者(designated caregiver)」にする場合も、学校の承認と確認が必要です。

詳細

ここでは、留学生保護の行動規範(Education (Pastoral Care of Tertiary and International Learners) Code of Practice 2021)とNZQA(ニュージーランド資格庁)の手引きで定められた、ホームステイのルールをまとめます。行動規範の全体は留学生保護の行動規範を参照してください。

ホームステイの定義

行動規範では、ホームステイ(homestay)を「家族や世帯の住まいで留学生に提供される住まいで、留学生が4人以下のもの」と定めています。

18歳未満の留学生が住める場所

小・中・高校の留学生の場合、行動規範は次のように定めています。

年齢住まいの条件
10歳未満親または法定後見人と住む。学校の寮(school hostel)に住む場合を除く
10歳以上18歳未満親または法定後見人と住まない場合は、ホームステイなどの「居住保護者(residential caregiver)」の保護を受けるか、3か月以内の管理された団体留学であること

居住保護者には、ホームステイ先、学校の寮の管理者、指定保護者などが含まれます。高等教育機関の18歳未満の留学生にも同様のルールがあります。10歳未満は親か法定後見人と住むこと、10歳以上は居住保護者のもと、高等教育機関の学生寮、または3か月以内の管理された団体のいずれかであることが条件です。

学生ビザでも、10歳未満の子どもは親か法定後見人の同伴が必要です(NZQAが承認した学校の寮に住む場合を除く)。詳しくはImmigration NZのFee Paying Student Visaのページで確認してください。

学校がホームステイ先について行うこと

18歳未満の留学生が居住保護者のもとで暮らす場合、学校(署名校)は次のことを行う義務があります。

  • 住まいが安全で、状態が良く、法令の基準を満たしていることを確かめる。
  • ホームステイ先の安全確認(safety check)を行い、最新の状態に保つ。
  • その家に住む18歳以上の全員について、適切な確認を行う。
  • ホームステイ先と、留学生の世話についての役割と責任を定めた書面の取り決めを結ぶ。
  • 住まいの問題が起きたときに、留学生と保護者に連絡をとる。
  • 留学生の年齢や滞在期間などを考えて、十分な面談と家庭訪問を行い、世話の質を確かめる。

また学校は、18歳未満の留学生を見守る担当の職員を、少なくとも1人決めておく必要があります。

安全確認の内容

ホームステイ先の安全確認には、次の5つが含まれます。

  1. 本人確認
  2. 照会(勤務先、資格団体、親族でない人などに問い合わせる)
  3. 警察の照会(police vet)
  4. ホームステイ先との面談
  5. 1〜4の情報をもとにしたリスク評価

安全確認は3年以内に行ったものであれば有効です。NZQAの手引きでは、警察の照会とリスク評価が終わるまで、留学生を受け入れさせてはいけないとしています。

同じ家に住む大人の確認

その家に住む18歳以上の人も確認の対象です。行動規範では、1か月の中で連続5泊以上滞在する期間がある人も、住んでいる人に含めています。

指定保護者(designated caregiver)

指定保護者とは、親または法定後見人が書面で指定した、親族や親しい知人の保護者です。指定保護者が留学生の世話と住まいを引き受けます。

  • 親や法定後見人は、指定保護者が学校の承認を受けること、指定保護者のもとにいる間の日々の世話は学校の責任ではないことに、書面で同意する必要があります。
  • 指定保護者にも、ホームステイ先と同じ安全確認などが必要です。
  • NZQAの手引きでは、指定保護者とホームステイ先は20歳以上であることを求めています。

部屋と環境

NZQAの手引きは、受け入れ先の条件の例として、清潔なシーツのあるベッドと個人の空間、勉強用の机と椅子と照明、清潔な浴室、必要に応じた暖房などを挙げています。食事の内容や部屋の広さの基準は、手引きには書かれていません。食事や部屋の条件は、学校やホームステイを手配する機関に確認してください。

手順

  1. 入学する学校に、ホームステイを手配しているか、手配の方法を確認する。
  2. 親族や知人に世話を頼む場合は、指定保護者として学校の承認を受ける手続きを確認する。
  3. 学校とホームステイ先の取り決め、緊急時の連絡先、担当の職員を確認する。
  4. 住まいで困ったときは、まず学校の担当者に相談する。
  5. 学校の対応に納得できない場合は、NZQAに苦情を申し立てられます。返金などのお金や契約のトラブルは、無料の紛争解決制度「Study Complaints(Ngā Amuamu Tauira)」が扱います(教育省のページ)。

費用

ホームステイの費用は、学校や手配する機関によって異なります。行動規範とNZQAの手引きには金額の定めはありません。各学校に確認してください。

日本との違い・注意点

  • NZでは、18歳未満の留学生の住まいについて、学校に法令上の確認義務があります。学校がどのように安全確認と家庭訪問をしているか、事前に確認できます。
  • 10歳未満の子どもは、原則として親か法定後見人と住む必要があります。子どもだけの留学には年齢の条件があります。
  • 指定保護者に世話を頼む場合、指定保護者のもとでの日々の世話は学校の責任ではなくなります。誰に頼むかは慎重に検討してください。
  • ホームステイ先は1軒あたり留学生4人までです。
  • 詳しい条件はNZQAの行動規範のページと、入学する学校に確認してください。

関連項目

内容の誤りや古い情報に気づいたら、教えてください。公式の情報と照らし合わせて修正します。 誤りを報告する