地方の道路の走り方(Driving on rural roads)
NZの地方の道路は、片側1車線で細く曲がりくねった道が多く、砂利道(unsealed road)や1車線の橋もあります。道路を家畜が歩いていることもあります。追い越しには前方100mの見通しが必要です。旅行者・在住者向けに、地方の道路の主なルールと注意点をまとめます。
詳細
地方の道路の特徴
NZTA(ニュージーランド運輸局)の旅行者向け資料によると、NZの道路は山や丘を通る細く曲がりくねった道が多く、舗装されていない砂利道もあります。ほとんどの道路は片側1車線です。
地図で近く見えても、時間がかかることがあります。NZTAは移動時間の確認にジャーニープランナーを案内しています。
急なカーブの手前には、カーブがあることと、安全に曲がれる速度の目安を示す標識があります。
砂利道(unsealed road)
舗装されていない道は滑りやすくなっています。
- 左側に寄って、速度を落とします。
- 対向車が来たら、さらに速度を落とします。土ぼこりで前が見えにくくなり、飛び石でフロントガラスが傷つくことがあるためです。
- マッケンジー地区(Mackenzie District Council)は、砂利道では70km/h以下に落とすよう呼びかけています。
1車線の橋(one-lane bridge)
地方には、車が1台ずつしか通れない橋があります。手前には1車線の橋があることを知らせる標識があります。
| 標識の内容 | すること |
|---|---|
| 小さい赤い矢印 | 赤い矢印の方向の車が譲ります |
| 対向車に譲るよう示す標識 | 自分が譲る側です。対向車がいれば止まって待ちます |
| 対向車がいなければ渡れることを示す標識 | 自分が優先です。それでも橋の上に車がいないか確かめてから渡ります |
どちらの場合も、手前で速度を落とし、反対側から来る車を確認します。
家畜や動物
地方では、農家が道路を使って羊や牛を移動させたり、道路脇で家畜に草を食べさせたりすることがあります。
- 道路に動物がいたら、速度を落として慎重に進みます。止まるか、道路の端に寄せて待つこともできます。
- クラクションを鳴らしたり、エンジンをふかしたりしません。
- 馬に乗った人の横は、ゆっくりと間隔を空けて通ります。
家畜が逃げて道路をうろついているのを見たときの連絡先は、地域によって違います。マールボロ地区(Marlborough District Council)では、カウンシルの動物管理(Animal Control)か警察(111)に連絡するよう案内しています。住んでいる地域や旅行先のカウンシルのページで確認してください。
追い越し(overtaking)
追い越しのルールは交通規則(Land Transport (Road User) Rule 2004)で決められています。
- 安全で、ほかの道路利用者に配慮でき、対向車の妨げにならずに追い越しを終えられるときだけ追い越せます。
- 追い越しが終わるまでずっと、前方100m以上の見通しが必要です。
- 自分の側のセンターライン沿いに黄色い実線(no-passing line)があるときは、その線を越えて追い越せません。黄色い二重線は、どちらの方向からも追い越しできないことを示します。
- 追い越し車線(passing lane)がある道では、そこまで待って追い越すようNZTAは呼びかけています。
遅い車は道を譲ります
規則では、自分の速度がほかの車の流れを妨げているときは、できるだけ早く左側に寄って後ろの車を先に行かせるよう決めています。後ろに車の列ができたら、安全な場所に止めて先に行かせます。
日本との違い・注意点
- 制限速度より道に合った速度で:制限速度が高い道路でも、カーブ、砂利道、1車線の橋、動物などで速度を落とす場面がたくさんあります。
- 1車線の橋や砂利道:日本ではあまり見かけないため、標識の意味を出発前に確認しておきます。
- 追い越しは見通しが大事:片側1車線の道で追い越すときは、前方100mの見通しが続く必要があります。無理をせず追い越し車線まで待ちます。
- スクールバス:止まっているスクールバスの横は20km/h以下で通ります(止まっているスクールバスの追い越し)。
- レンタカーを借りる人はレンタカーも読んでください。
- 旅行で運転する人は旅行者の運転、冬の山道は冬の運転も読んでください。詳しくはNZTAの旅行者向け資料(英語PDF)で確認できます。