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基礎知識 / 歴史

NZの歴史(History of New Zealand)

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概要

NZに最初に人が住み始めたのは1250〜1300年ごろで、東ポリネシアから来たマオリの祖先です。1642年のタスマン、1769年のクックの来航を経て、1840年にワイタンギ条約が結ばれました。1893年に女性が国政選挙の選挙権を得て、1907年に自治領(dominion)になりました。NZの基本を知りたい人向けの年表です。

詳細

NZは、人が住み始めてからの歴史が、世界でもとても短い国です。ここでは主な出来事を年表で紹介します。

マオリの祖先の到来

最初に住み始めたのは、東ポリネシアから来た人々です。到来は1250年から1300年の間とされています。マオリの言葉と文化はテレオ・マオリの基本表現と地名の読み方も読んでください。

ヨーロッパ人の来航

年出来事
1642年オランダのアベル・タスマン(Abel Tasman)が12月13日に南島の西海岸を目にする。12月18〜19日、現在のゴールデン・ベイ(Golden Bay)に停泊し、マオリとの衝突で乗組員4人が亡くなる
1769年イギリスのジェームズ・クック(James Cook)のエンデバー号が10月6日にNZを目にする。10月にテ・タイラーウィティ(Te Tairāwhiti、ポバティー・ベイ)に到着。その後、北島と南島を一周して海図を作る

タスマンはこの土地を「Staten Landt」と呼びました。その後、オランダの地図製作者が、オランダのゼーラント州にちなんで「Nieuw Zeeland」と名付けました。これが「New Zealand」の名前のもとです。

1769年〜1914年の主な出来事

年出来事
1814年12月25日、サミュエル・マースデン(Samuel Marsden)が最初のキリスト教の伝道所を開く
1835年北部の首長34人が独立宣言(Declaration of Independence)に署名する
1840年2月6日、ワイタンギ条約が結ばれる
1845〜1872年北島の各地で、土地などをめぐる戦争が続く
1852年新しい憲法で、6つの州(province)と議会(General Assembly)を置く代議制の政府ができる
1854年5月24日、最初の国会がオークランドで開かれる
1876年州政府が廃止される
1882年2月15日、冷凍肉を積んだ最初の船がNZを出る。輸出経済の基礎になる
1893年9月19日、女性が選挙権を得る。国政選挙で女性が投票できるようになった、世界で最初の国
1898年11月1日、老齢年金法(Old-age Pensions Act)が施行される
1901年オーストラリア連邦に加わらない
1907年9月26日、植民地(colony)から自治領(dominion)になる
1914年第一次世界大戦が始まり、多くの人が兵士に志願する

ワイタンギ条約についてはワイタンギ条約(Treaty of Waitangi / Te Tiriti o Waitangi)を読んでください。年表のくわしい内容はNZHistoryのページで確認できます。

1915年以降の主な出来事

年出来事
1915年ガリポリ(トルコ)に上陸。国としての成長の節目とされる
1935年大恐慌のあと、マイケル・ジョセフ・サベージ(Michael Joseph Savage)の労働党が政権をとる
1938年社会保障法(Social Security Act 1938)で、福祉国家の仕組みが大きく広がる
1945年ピーター・フレーザー(Peter Fraser)首相が国際連合の設立会議に参加する
1947年11月25日、ウェストミンスター憲章(Statute of Westminster)を受け入れる
1975年ワイタンギ審判所(Waitangi Tribunal)ができる
1987年6月8日、非核法(New Zealand Nuclear Free Zone, Disarmament, and Arms Control Act)が成立する
1996年新しい選挙制度MMP(小選挙区比例代表併用制)での選挙が始まる

選挙制度はNZの政治の仕組みと選挙制度(MMP)を読んでください。

自治領になって何が変わったか

NZHistoryの解説によると、1907年に自治領になって変わったのは、ほぼ名前だけでした。政治や法律の上で、はっきりした変化はなかったとされています。イギリスの議会がNZの法律を作る権限をなくすウェストミンスター憲章(1931年)を、NZが受け入れたのは1947年です。

日本との違い・注意点

  • NZの人の歴史は、マオリの祖先が来た1250〜1300年ごろから始まります。日本と比べてとても短い歴史です。
  • 1840年のワイタンギ条約には、内容の違うマオリ語版と英語版があります。歴史の本や説明を読むときは、どちらの版の話かに注意しましょう。
  • 地名や出来事には、英語名とマオリ語名の両方があることがよくあります(例:ポバティー・ベイ/テ・タイラーウィティ)。
  • 歴史の解釈は、研究によって変わることがあります。くわしく知りたいときは、文化遺産省(Manatū Taonga)のNZHistoryやTe Araを読んでください。

関連項目

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