ワイトモ(Waitomo)
ワイトモは、ワイカト地域の南にある石灰岩の土地で、ツチボタル(glow-worm)の洞窟で知られています。洞窟の見学は民間の事業者のツアーで、DOCの無料の遊歩道でもツチボタルや天然の橋を見られます。行政はワイトモ地区カウンシルです。
詳細
ワイトモ(Waitomo)は、北島のワイカト地域の南部、キング・カントリー(King Country)と呼ばれる地方にあります。洞窟とツチボタル(glow-worm)で知られる観光地です。
地域の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 行政 | ワイトモ地区カウンシル(Waitomo District Council) |
| 中心の町 | テ・クイティ(Te Kūiti) |
| 行き方 | テ・クイティとオトロハンガ(Ōtorohanga)の間の国道37号(State Highway 37)から |
| 地形 | 石灰岩の土地。くぼ地、溝のある岩、アーチ、トンネル、洞窟が多い(カルスト地形) |
| 観光の中心 | ワイトモ・ケーブス村(Waitomo Caves village) |
自然保護省(DOC)のページによると、ワイトモの洞窟は、美しさとツチボタルの多さで世界的に知られています。
ツチボタル(titiwai)
Te Ara(NZ百科事典)のページによると、ツチボタルは虫(worm)ではなく、キノコバエ(fungus gnat)の仲間の幼虫です。
- NZの種(Arachnocampa luminosa)は国中にいます。マオリ語名はティティワイ(titiwai)で、「水に映る光」という意味です。
- 光で小さな虫を引き寄せ、ねばねばした糸のわなで捕まえます。
- 湿った場所を好み、洞窟や、沢や谷のそばの森にいます。
- ワイトモの洞窟は1880年代の終わりに観光地になり、毎年40万人以上が訪れています。
洞窟のツアー
洞窟の中の見学は、民間の事業者のツアーで行います。主な事業者は次のとおりです(アルファベット順)。
| 事業者 | 内容 |
|---|---|
| Spellbound | ゴムボートで洞窟の中を下り、ツチボタルを見るツアー |
| Waitomo(waitomo.com) | ワイトモ・グローワーム・ケーブス、ルアクリ洞窟(Ruakuri Cave)、アラヌイ洞窟(Aranui Cave)、ブラックウォーター・ラフティング |
ほかにも、洞窟の冒険ツアーやジップラインなど、多くの事業者があります。村の案内所を兼ねるWaitomo Caves Villageのサイト(Waitomo Caves Museum Societyが運営)で探せます。
無料で歩ける遊歩道(DOC)
DOCの遊歩道は、ツアーに参加しなくても歩けます。
| 遊歩道 | 時間・難易度 | 見どころ | 場所 |
|---|---|---|---|
| ルアクリ・ウォーク(Ruakuri Walk) | 一周約45分・最も易しい | 森の峡谷、石灰岩のアーチ、地下の天然の橋。夜はツチボタル | 村の西4km、Tumutumu Road |
| マンガポフエ・ナチュラル・ブリッジ(Mangapohue Natural Bridge Walk) | 約20分・最も易しい | 高さ17mの天然の石のアーチ | 村から25km、Te Anga Road |
| マロコパ滝(Marokopa Falls Walk) | 約20分・最も易しい | 高さ35mの滝 | 村の西31km、Te Anga Road |
ルアクリはマオリ語で「犬の巣穴」という意味で、地域のマオリにとって精神的に大切な場所です。DOCは、ルアクリ・ウォークのツチボタルは夜、本橋のそばがいちばんよく見えると案内しています。
案内所
| 案内所 | 場所 | 開いている時間 |
|---|---|---|
| ワイトモ・ケーブスの案内所(Waitomo Caves Museum内) | 21 Waitomo Village Road | 月〜金 9:00〜15:30、土日 9:30〜15:30(冬は変わることがある) |
| カウンシルの案内所(Customer Service and Visitor Hub) | 160 Rora Street, Te Kūiti | 月〜金 9:00〜16:00(土日・祝日は休み) |
カウンシルの案内所の電話は0800 932 4357です。ワイトモ・ケーブスの案内所は07 878 7640です。最新の情報はワイトモ地区カウンシルのページで確認してください。
費用
DOCの遊歩道は無料です。洞窟のツアーは事業者ごとに料金が違います。2026年10月時点の各社の公式サイトでの料金の例です。
| ツアー | 料金(大人) |
|---|---|
| Spellbound:Glowworm Cave Essential | NZ$79 |
| Spellbound:Glowworm and Cave Explorer | NZ$99 |
| Waitomo:Waitomo Glowworm Caves(約45分) | NZ$85から |
| Waitomo:Ruakuri Cave(約1時間30分) | NZ$122から |
| Waitomo:Black Water Rafting(3〜5時間) | NZ$199から |
料金と予約は各事業者のサイトで確認してください。waitomo.comは、事前の予約をすすめています。
日本との違い・注意点
- 洞窟の中の見学は、民間のツアーに参加して行います。人気のツアーは早めに予約してください。
- 夜にルアクリ・ウォークを歩くときは、懐中電灯を持って行きます。流れの速い川、急な崖、深い穴(tomo)や洞窟があるため、道から外れず、子どもから目を離さないでください。洞窟の中は天井が低い場所があります。
- 遊歩道は階段や急な所が多く、雨のあとはぬかるみます。滑りにくい靴で歩いてください。
- マンガポフエのまわりは私有の牧場です。保護区の外には入れません。
- マロコパ滝では、柵やバリアの先に行かないでください。