GPの診察料(GP fees)
NZのGPの診察料は、診療所ごとに決まっていて一律ではありません。登録している診療所なら政府の補助で安くなり、14歳未満の子どもはほぼ全ての診療所で無料です。Very Low Cost Access(VLCA)の診療所や、コミュニティ・サービス・カードでも安くなります。在住者向けです。
詳細
診察料は診療所ごとに違う
NZのGP(かかりつけ医)の診療所は民間の経営です。診察料は、Health NZ(Te Whatu Ora)とPHO(Primary Health Organisation)が合意した範囲の中で、各診療所が決めています(govt.nzのページ)。全国一律の料金はありません。
登録すると安くなる
診療所に登録(enrol)すると、政府が費用の一部を負担するため、診察料が安くなります。登録していない診療所では、登録者の料金より高い「casual rate」を払うことが多くなります。登録の方法はGP登録を参照してください。
14歳未満の子どもは無料
14歳未満の子どもは、登録している診療所での受診が無料です。ほぼ全てのGPが無料にしていますが、事前に確認するよう案内されています(govt.nzのページ)。
- 急を要する場合の時間外の受診も無料です。どこで受けられるかは、登録しているGPか近くの薬局に聞いてください。
- 通常の処方薬も無料です。ただし、一部の薬や追加のサービスは有料の場合があります。
Very Low Cost Access(VLCA)の診療所
VLCAは、支援の必要な患者が多い診療所が、診察料を低く抑える代わりに追加の補助を受ける仕組みです(保健省のページ)。VLCAの診療所では、0〜13歳の子どもは無料です。参加は診療所の任意で、途中でやめることもできます。VLCAに参加しているかは、診療所の医師や看護師に聞くと確認できます。
コミュニティ・サービス・カード
収入の少ない人向けのコミュニティ・サービス・カード(Community Services Card)を持っていると、登録している診療所での診察料や時間外の受診料が安くなります(Work and Incomeのページ)。対象と申し込み方はコミュニティ・サービス・カードを参照してください。
High Use Health Card
けが以外の継続的な病気で、1年に何度もGPを受診する人は、High Use Health Card(HUHC)で費用が安くなる場合があります。収入の条件はありません。条件と申し込み方はgovt.nzのページで確認してください。
手順
- 住まいの近くの診療所を探し、登録する(GP登録)。
- 診察料を診療所に直接聞くか、Healthpointのページで確認する。
- コミュニティ・サービス・カードを持っている人は、受付で見せる。
費用
| 対象 | 診察料(2026年10月時点) |
|---|---|
| 登録している大人 | 診療所ごとに違う(政府の補助で安くなる) |
| 登録していない人 | 診療所ごとに違う(casual rateで高くなりやすい) |
| 14歳未満の子ども(登録している診療所) | ほぼ全ての診療所で無料 |
| VLCAの診療所の0〜13歳 | 無料 |
| コミュニティ・サービス・カードの保持者 | 安くなる(金額は診療所に確認) |
処方薬の自己負担は、公的医療の対象者で1品目につき最大NZ$5です。14歳未満、65歳以上、コミュニティ・サービス・カードの保持者は無料です(2026年10月時点。Health NZのページ)。詳しくは処方薬の受け取り方を参照してください。
日本との違い・注意点
- NZのGPの診察料は全国一律ではありません。同じ地域でも診療所によって診察料が違うので、受診前に確認してください。
- 登録していない診療所に行くと、料金が高くなりやすくなります。住む場所が決まったら早めに登録しましょう。
- 公的医療の対象でない人は補助を受けられず、費用が高くなります(公的医療を受けられる人)。
- 夜間・週末の受診は時間外の受診を参照してください。