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車・運転 / 交通ルール

制限速度(Speed limits)

概要

NZの制限速度は道路ごとに標識で示されます。住宅街の道路は50km/h、地方の幹線は100km/hが目安で、110km/hの区間もあります。学校の前では登下校の時間帯だけ速度が下がる「可変制限速度」の導入が進んでいます。違反すると、超過した速度に応じて罰金がかかります。

詳細

標識の速度を守る

NZの制限速度は道路によって違い、標識で示されます。標識の数字は出してよい最高速度です。雨や霧のときなど、制限速度より遅く走る必要があることもあります(NZTAの運転ガイド(PDF))。

道路の種類と制限速度

道路の制限速度は、道路管理者(road controlling authority、カウンシルやNZ運輸庁など)が「制限速度の設定に関する規則(Land Transport Rule: Setting of Speed Limits 2024)」に沿って決めます。規則は2024年10月30日に始まりました。

規則では、道路の種類ごとに次の制限速度が示されています(規則のPDF)。

道路の種類制限速度
住宅街・近隣の道路(市街地)50km/h
市街地の幹線(urban connectors)50〜80km/h
地方の道路(rural roads)80〜100km/h
地域間を結ぶ道路(interregional connectors)100km/h

110km/hや120km/hの制限速度を決められるのは、NZ運輸庁(NZ Transport Agency Waka Kotahi、NZTA)だけです。実際の制限速度は、走っている道路の標識で確認してください。

学校の前の可変制限速度

規則では、登下校の時間帯だけ制限速度が下がる「可変制限速度(variable speed limit)」を、学校の前に設けることになっています。

学校の区分登下校時の制限速度
カテゴリー1の学校(主に市街地)30km/h
カテゴリー2の学校(主に地方。道路管理者が指定)60km/h以下
  • 登下校の時間帯は、始業前と終業後にそれぞれ1回ずつです。
  • 時間帯は、始業・終業の時刻の前後45分を超えない範囲で決められます。
  • 道路管理者は、2026年7月1日までに、管理するすべての道路でこのルールに合わせるよう努めることになっています。

学校の近くでは、可変制限速度の標識に注意してください。

重い車とトレーラー

重さ3,500kgを超える車を運転するときや、ボート、キャラバン、トレーラーなどを引いているときは、100km/hの標識がある道路でも90km/hを超えてはいけません(NZTAの運転ガイド(PDF))。

スピードカメラ

NZでは、全国にスピードカメラが設置されています。固定式(static)のカメラと、車などで運用する移動式(mobile)のカメラがあります。カメラは運転者ではなく車を撮影します。運転していた人を明らかにする責任は、車の所有者にあります(NZ警察のページ)。

レンタカーで違反した場合の扱いは、レンタカー会社の契約で確認してください。

罰金の目安

NZ警察のFAQでは、超過した速度ごとの罰金(infringement fee)の目安が示されています(2026年10月時点)。

超過した速度罰金
10km/h以下NZ$30
11〜15km/hNZ$80
16〜20km/hNZ$120
21〜25km/hNZ$170
26〜30km/hNZ$230
31〜35km/hNZ$300
36〜40km/hNZ$400
41〜45km/hNZ$510
46〜50km/hNZ$630
  • 罰金に加えて、減点(demerit points)の対象になります。
  • 40km/hを超えて超過すると、28日間の免許停止になることがあります。
  • 50km/hを超えて超過すると、不注意・危険・無謀な運転として起訴されることがあります。

警察はこの表を一般的な目安としています。最新の情報はNZ警察のページで確認してください。

日本との違い・注意点

  • 地方の道路は100km/hが多い:一般道でも100km/hの区間があります。カーブや狭い道では、制限速度より遅く走る判断が必要です。
  • 学校の前は時間帯で変わる:登下校の時間帯だけ30km/hなどに下がる道路があります。表示される速度に従ってください。
  • トレーラーなどは90km/hまで:3,500kgを超える車を運転する場合や、トレーラーなどを引く場合は、標識が100km/hでも90km/hまでです。
  • 車の所有者に通知が届く:カメラは車を撮影し、所有者が運転者を明らかにする責任を負います。
  • ほかの交通ルールは日本と違う交通ルール、日本の免許での運転は旅行者の運転を見てください。

関連項目

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