比較・雑学 / NZと日本の比較
NZと日本の選挙の違い(Elections in New Zealand and Japan)
概要
NZの国会は1院制で、MMP(小選挙区比例代表併用制)で120議席を選びます。日本の衆議院は小選挙区比例代表並立制です。選挙権はどちらも18歳からですが、NZでは条件を満たす永住者も投票でき、選挙人登録は本人の義務です。2026年の総選挙の投票日は11月7日(土)です。
詳細
国会と選挙制度
| 項目 | NZ | 日本 |
|---|---|---|
| 議院 | 国会(Parliament)の1院のみ | 衆議院と参議院の2院 |
| 定数 | 120議席 | 衆議院465人、参議院248人 |
| 制度 | MMP(小選挙区比例代表併用制) | 衆議院は小選挙区比例代表並立制 |
| 1人の票 | 政党票(party vote)と選挙区票(electorate vote)の2票 | 衆議院は小選挙区と比例代表を同じ日に投票 |
NZの制度はElectoral CommissionのMMPのページ、日本の制度は総務省の「選挙の種類」で確認できます。
議席の決まり方の違い
- NZ(併用制):各党の議席の割合は、政党票の割合とほぼ同じになります。選挙区で勝った候補者は必ず議席を得て、残りの議席は各党の名簿の順に配られます。
- 日本の衆議院(並立制):小選挙区で289人、比例代表で176人を、それぞれ別に選びます。比例代表は全国11ブロックに分かれています。
NZでは、政党票で5%以上を得るか、選挙区で1議席を取らないと、その党は議席を得られません。詳しくはNZの政治の仕組みと選挙制度(MMP)を読んでください。
日本の衆議院議員の任期は4年です。参議院議員の任期は6年で、3年ごとに半数が選ばれます。参議院に解散はありません。
投票できる人
| 項目 | NZ | 日本 |
|---|---|---|
| 年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 |
| 国籍・身分 | NZ市民、または選挙上の居住者(resident for electoral purposes。永住者など) | 日本国民 |
| その他の条件 | 人生のどこかで12か月以上続けてNZに住んだことがある | 地方選挙では、引き続き3か月以上その市区町村に住所があること |
NZの「選挙上の居住者」とは、合法的にNZに住んでいて、一定の期間内に出国しなければならない立場にない人です(Electoral Commissionのページ)。日本の条件は総務省の「選挙権と被選挙権」で確認できます。
選挙人登録は本人の義務
NZでは、条件を満たす人は自分で選挙人登録(enrol)をしなければなりません。Electoral Commissionは「条件を満たすなら、登録しなければならない(you must enrol)」と案内しています。17歳から登録用紙を出すことができ、18歳の誕生日に自動で登録されます。
ただし、海外からの登録は義務ではありません。登録の方法は選挙人登録を読んでください。
2026年総選挙の日程
| 日付(2026年) | 内容 |
|---|---|
| 10月21日 | 海外からの投票が始まる |
| 10月25日 | 選挙人登録・登録内容の更新の締め切り(深夜0時) |
| 10月26日 | 期日前投票が始まる |
| 11月7日(土) | 投票日(投票所は9:00〜19:00) |
| 11月27日 | 公式結果の発表 |
日程はElectoral Commissionの2026年総選挙の日程によります(2026年10月時点)。詳しくは2026年総選挙ガイドを読んでください。
日本との違い・注意点
- 日本の選挙権は日本国民に限られます。NZでは、国籍がなくても永住者などで条件を満たせば国政選挙に投票できます。
- NZでは、登録していないと投票できません。条件を満たす人は、自分で登録する義務があります。引っ越したら登録内容も更新しましょう。
- NZの国会は1院だけです。日本のように衆議院と参議院の選挙が別々にあるわけではありません。
- 2026年のNZ総選挙の投票日は土曜日です。
- 日本国籍の人がNZから日本の国政選挙に投票する方法は、在外選挙を読んでください。
- 自分が投票できるかどうか分からないときは、Electoral Commissionに問い合わせてください。
関連項目
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