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観光 / 国立公園

フィヨルドランド国立公園(Fiordland National Park)

フィヨルドランドのミルフォード・サウンド
Photo: Niklas Ohlrogge (niamoh.de) / Unsplash
概要

フィヨルドランド国立公園は、南島南西部にある120万ヘクタール以上の国立公園で、世界遺産テ・ワヒポウナムの一部です。ミルフォード・サウンドへは国道94号線(Milford Road)で行けますが、冬は雪崩や雪で通行止めになることがあります。雨が非常に多く、サンドフライ(刺す小さな虫)への対策も必要です。

詳細

フィヨルドランド国立公園(Fiordland National Park)は、南島南西部にある国立公園です。自然保護省(DOC、Department of Conservation)が管理しています。NZの国立公園全体はNZの国立公園を見てください。

基本情報

DOCのページによると、主な情報は次のとおりです。

項目内容
面積120万ヘクタール以上
設立1952年
世界遺産1986年に世界遺産地域に指定。現在は世界遺産「テ・ワヒポウナム」の一部
フィヨルド北のミルフォード・サウンドから南のプリザベーション・インレット(Preservation Inlet)まで14。内陸へ最大40kmほど入り込む
湖数百の湖がある。ハウロコ湖(Lake Hauroko)はNZで最も深い湖(462m)
拠点の町テ・アナウ(Te Anau)。施設がそろう最寄りの町
ビジターセンターFiordland National Park Visitor Centre(1 Lakefront Drive, Te Anau、電話 +64 3 249 7924)

テ・ワヒポウナム(Te Wāhipounamu – South West New Zealand)は、フィヨルドランドなど南島南西部の4つの国立公園からなる世界遺産です。詳しくはDOCのページを見てください。

ミルフォード・サウンド(Piopiotahi)

ミルフォード・サウンドのマオリ語名はピオピオタヒ(Piopiotahi)です。DOCによると、今ではおそらく絶滅した在来のツグミ、ピオピオ(piopio)にちなむ名前です。

  • テ・アナウから国道94号線(State Highway 94、Milford Road)で約120km、車で約2時間です。途中でホーマー・トンネル(Homer Tunnel)を通ります。
  • ミルフォード・サウンドの施設は限られています。
  • 海岸沿いの短い散策路(Milford Sound Foreshore Walk)から、マイター・ピーク(Mitre Peak、1,692m)を眺められます。
  • ミルフォード・トラックの終点です。詳しくはミルフォード・トラックを見てください。

Milford Road(国道94号線)を運転するとき

DOCの運転者向けのページの主な注意点です。

項目内容
距離と時間テ・アナウから往復240km。立ち寄りや遊覧船を含めると丸1日(8時間)。クイーンズタウンからは往復600km、12〜14時間
燃料テ・アナウとミルフォードの間にガソリンスタンドはない。テ・アナウで満タンにする
雪崩の区間ホリーフォード・ロード(Hollyford Road)の分岐からザ・キャズム(The Chasm)までは雪崩の危険がある区間で、停車禁止(Restricted No Stopping Zone)
ホーマー・トンネル長さ1.2km。夏の混雑期は信号で交互通行になり、最大20分ほど待つことがある
冬の運転雪や凍結で非常に厳しい条件になることがある。タイヤチェーンが必要になることがあり、テ・アナウで借りられる。自信がなければバスを使う
携帯電話テ・アナウの外では電波がほとんど届かない
野生動物道路沿いに絶滅が心配される鳥、ケア(kea)がいる。えさを与えない
キャンプ道路から200m以内でのフリーダムキャンプは禁止

悪天候、落石、雪や雪崩のため、特に冬は通行止めや遅れが起きます。出発前にNZTAのJourney Plannerで国道94号線の通行状況を確認してください。テ・アナウ、ノブス・フラット(Knobs Flat)、ミルフォードの道路沿いの案内板でも確認できます。

ダウトフル・サウンド(Patea)

ダウトフル・サウンドのマオリ語名はパテア(Patea)です。DOCのページによると、最大級のフィヨルドの1つで、3つの主な入り江があります。最も南に住むハンドウイルカ(bottlenose dolphin)の群れの1つが暮らしています。

道路では直接行けません。行き方は次のとおりで、地元の交通事業者への事前の予約が必要です。

  1. マナポウリ(Manapōuri)のパール・ハーバー(Pearl Harbour)の桟橋から船でマナポウリ湖を渡り、ウエスト・アーム(West Arm)へ。
  2. バスでウィルモット峠(Wilmot Pass)を越えて、ディープ・コーブ(Deep Cove)へ。

車をはしけで運び、自分で峠を越えることもできますが、ウィルモット・パス・ロードを走るには許可が必要です。

天気

ミルフォード・サウンド周辺は、NZで最も雨の多い地域の1つで、年に最大7mの雨が降ります。DOCは、5月〜10月は条件が厳しくなることがあり、冬の山歩きには高い技術と経験が必要だとしています。天気予報はDOCのページから案内されているNIWAのサイトで確認できます。

サンドフライ(namu)

NZの浜辺や川・湖の近くでは、サンドフライ(sandfly、マオリ語でnamu)に刺されることがあります。Health NZの健康情報サイトによると、次のとおりです。

  • 刺すのはメスだけです。浜辺、湖、川、湿地など流れる水の近くや、湿った森にいます。
  • 明け方と夕方に特に活発です。
  • 刺されるとかゆみ、赤み、腫れが数日〜数週間続くことがあります。
  • 対策:止まっているときは足首と足を覆う。虫よけ(insect repellent)をこまめに塗る。
  • 刺されたら:かかずに、抗ヒスタミンのクリームやカラミンローションを使う。

公園のルール

  • 犬は連れて入れません。
  • ドローンの飛行には許可が必要です。ミルフォード・サウンド周辺では許可が出されません。

費用

国立公園への入園は無料です。ミルフォード・サウンドやダウトフル・サウンドの遊覧船、ダウトフル・サウンドへの船とバス、山小屋などは有料です。料金は各事業者やDOCのページで確認してください。

日本との違い・注意点

  • ミルフォード・サウンドへの道の途中には、ガソリンスタンドがなく、携帯電話もほとんど通じません。テ・アナウで燃料を満タンにしてから出発してください。
  • 雪崩の危険がある区間は停車禁止です。景色がよくても車を止めないでください。
  • 南半球のため、冬は6月〜8月です。冬は通行止めやチェーンが必要になることがあります。季節ごとの準備はNZの季節ガイドを見てください。
  • ダウトフル・サウンドは道路でつながっていません。船とバスの予約が必要です。
  • 歩いて楽しむなら、ミルフォード・トラック、ケプラー・トラック、ルートバーン・トラックも見てください。

関連項目

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