ウェリントン生活ガイド(Living in Wellington)
ウェリントン市では、ごみは市の黄色い有料袋で出し、固定資産税(rates)は年4回払いです。バス・電車・フェリーはMetlink、地震や津波への備えはWREMO(ウェリントン地域の防災機関)が案内しています。日本の大使館も市内にあります。
詳細
ウェリントンの概要(人口、自治体、気候など)はウェリントンにまとめています。この記事では、ウェリントン市(Wellington City Council)に住む人の暮らしに関わる情報をまとめます。ハット(Hutt)やポリルア(Porirua)などほかの市に住む場合は、それぞれの市のページで確認してください。
ごみとリサイクル
ウェリントン市では、ごみは市の公式のごみ袋で出します。市によると、家庭ごみの収集費用は、この袋の代金でまかなわれています。
| 項目 | 内容(2026年10月時点) |
|---|---|
| 袋の色と大きさ | 黄色、50L(重さ15kgまで) |
| 価格 | 5枚でNZ$21.10(1枚NZ$4.22、GST込み) |
| 買える場所 | スーパー、一部のデイリー(コンビニ)、市の窓口、5つの図書館(Johnsonville、Kilbirnie、Miramar、Newtown、Tawa)、Southern LandfillのTip Shop |
有害なごみ、熱い灰、液体などは袋に入れられません。割れ物などとがった物は、紙で包んでから入れます。
収集の方法は、郊外と市の中心部で違います。
| 地域 | ごみ | リサイクル |
|---|---|---|
| 郊外 | 毎週。収集日の7:00までに出す(前日19:00より前には出さない) | 毎週。紙・缶・プラスチックの週と、ガラス(緑のクレート)の週が交互 |
| 中心部 | 毎晩17:30〜22:00に収集。黄色い袋で出す | 毎週火曜日の17:30〜22:00。分別して透明なビニール袋に入れる |
- 収集日は、市の収集日のページで通りの名前から調べられます。
- 郊外のリサイクルは、場所によって袋、クレート(箱)、ウィリービン(車輪付きのごみ箱)を使います。
- クリスマス、元日、聖金曜日(Good Friday)は収集がなく、その週の土曜日に振り替えられます。
市は、ごみと生ごみをウィリービンで集める方式への変更について、意見募集を行ってきました。収集の方法が変わることがあるため、最新の情報は市のごみのページで確認してください。分別の考え方はごみの分別とリサイクルも見てください。
固定資産税(rates)
rates(レイツ)は、物件の所有者が払う税金です。ウェリントン市の rates は、年4回に分けて払います。年度は7月1日から翌年6月30日までです。
| 回 | 支払期限 |
|---|---|
| 1回目 | 9月1日 |
| 2回目 | 12月1日 |
| 3回目 | 3月1日 |
| 4回目 | 6月1日 |
- 期限が週末や祝日の場合は、次の平日が期限になります。
- 請求書は、期限の約1か月前に届きます。
- 広域自治体のグレーター・ウェリントン(Greater Wellington)の rates も、市がまとめて請求します。
- 期限を過ぎると、未払い額に10%の延滞金がかかります(2026年10月時点)。
詳しくは市の rates の支払いのページで確認してください。
公共交通(Metlink)
バス・電車・港のフェリーは、グレーター・ウェリントンが運営するMetlinkのネットワークです。2026年10月時点の主な支払い方法は次のとおりです。
| 支払い方法 | 主な特徴 |
|---|---|
| Snapper(交通系ICカード) | 子どもや学生などの割引が自動で適用される |
| VISA・Mastercardのタッチ決済(スマホ・スマートウォッチも可) | 大人1人の片道のみ。乗るときと降りるときにタッチする。1.5%の手数料がかかる |
| 現金 | Snapperやタッチ決済より少なくとも25%高い |
主な割引として、5歳以上の子どもは50%引き、対象の大学生などは25%引き、5歳未満は無料です。65歳以上のSuperGoldカードの人は、オフピークの時間帯が無料です。最新の運賃はMetlinkの運賃のページで確認してください。
地震・津波・強風への備え(WREMO)
ウェリントン地域の防災は、WREMO(Wellington Region Emergency Management Office)が地域の9つの自治体に代わって調整しています。WREMOは、地震、洪水、土砂崩れ、津波などへの備えを案内しています。
WREMOの地震への備えのガイドでは、主に次のことを勧めています。
- 水の備蓄:家族全員が7日間過ごせる量の水をためておきます。目安は1人1週間あたり140L(飲み水、調理、衛生用)です。
- 揺れたとき:「Drop, Cover and Hold(姿勢を低く、頭を守り、じっとする)」をします。
- 津波:海の近くで、揺れが長い(Long)か強い(Strong)と感じたら、すぐに高い所か内陸へ避難します(Get Gone)。道路などに引かれた青い線(Tsunami Blue Lines)より先まで逃げます。最初の波は10分ほどで来ることもあります。
- 持ち出し袋(grab bag):歩きやすい靴、上着、水、軽食などを入れておきます。
- コミュニティ緊急ハブ(Community Emergency Hub):災害のとき、地域の人が集まって情報や物資を分け合う場所です。近くのハブを事前に確認しておきます。
詳しくはWREMOのHome Readyのページで確認してください。ウェリントンは風の強い日が多い地域です(ウェリントンの気候の項目)。日ごろの備えは地震への備えも見てください。
在ニュージーランド日本国大使館
日本の大使館はウェリントン市内にあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | Level 18, The Majestic Centre, 100 Willis Street, Wellington 6011 |
| 電話 | (04) 473-1540 |
| 領事窓口 | 月曜日〜金曜日(祝日・休館日を除く)9:00〜12:00、13:30〜16:00 |
| 電話の受付 | 月曜日〜金曜日 9:00〜12:00、13:30〜17:00 |
休館日は大使館のページで確認してください。手続きの説明は大使館・総領事館の手続きを見てください。
学校とゾーン
NZの多くの学校には「ゾーン(home zone)」があり、ゾーン内に住んでいればその学校に入学する資格があります。教育省は、ゾーンを調べる方法としてEducation Countsの学校検索を案内しています。詳しくは学校のゾーンと教育省のページを見てください。
日本との違い・注意点
- ウェリントン市のごみは、市の黄色い有料袋でないと収集されません。袋の代金が収集費用になっています。
- 郊外のごみは収集日の7:00までに、市の中心部は夜に出します。住んでいる場所の収集方法を確認してください。
- rates は物件の所有者が払う税金で、ウェリントン市では市と広域自治体の分がまとめて請求されます。
- 海の近くで長い揺れや強い揺れを感じたら、津波警報を待たずに避難します。
- 家を選ぶときは、子どもが通う学校のゾーンを先に確認してください。