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生活インフラ / 郵便

郵便(NZ Post)

概要

NZの郵便はNZ Postが担っています。国内の手紙は2026年10月時点でNZ$3.60から、日本への手紙はNZ$4.90からです。郵便物の減少を受けて配達日は減っており、2025年の取り決めで最低の配達日数は都市部で週2日、地方で週3日になりました。日本へ小包を送るときは税関申告書が必要で、肉製品などは日本側の規則にも注意が必要です。

詳細

NZの郵便は、国営企業のNZ Post(New Zealand Post)が担っています。手紙は切手を貼ってポストに入れるか、NZ Postの店舗で出します。

国内に手紙を送る

国内の手紙は「Standard Mail」で送ります。紙に書いた・印刷した手紙や書類が対象で、1kg未満のものに限られます。配達の目安は3営業日です(NZ Postのページ)。

サイズ料金(2026年10月時点)最大の大きさ
MediumNZ$3.60(KiwiStamp 1枚)130mm×235mm×厚さ6mm
LargeNZ$4.90165mm×235mm×厚さ10mm
OversizeNZ$6.20260mm×385mm×厚さ20mm

NZ Postは、大事な書類や急ぎの書類にはStandard Mailを使わないよう案内しています。追跡や受け取りのサインが必要な場合は、宅配便(Courier)のサービスを使います。国内の小包は25kg未満まで送れ、急ぎの場合は翌日配達のCourierPostなどがあります(NZ Postのページ)。小包の料金は、大きさと届け先を入力して調べます(Rate Finder)。

日本に手紙を送る

日本への手紙の料金は次のとおりです。日本は「Rest of the world」の区分で、配達の目安は6〜13営業日です(NZ Postのページ)。

種類料金(2026年10月時点)最大の大きさ・重さ
はがき・エアログラムNZ$2.90130mm×235mm
MediumNZ$4.90130mm×235mm×厚さ5mm、100g
LargeNZ$5.80165mm×235mm×厚さ10mm、200g
OversizeNZ$8.00260mm×385mm×厚さ10mm、200g

追跡が必要な場合は、追跡付きのサービスかCourier・Expressを使います。

日本に小包を送る

海外への小包には、主に3つのサービスがあります(NZ Postのページ)。

サービス配達の目安主な特徴
Economy3〜13営業日最も安い。220の国・地域に送れる。追跡は可能な場合のみ
Courier2〜6営業日57の国・地域。30kgまで。追跡と受け取りのサインあり
Express1〜5営業日最も速い。220の国・地域。30kgまで。追跡と受け取りのサインあり

料金は重さと届け先で変わるため、NZ Postの料金検索(Send It)で調べてください。

税関申告書(customs declaration)

海外へ送る小包には、すべて税関申告書が必要です。店舗でEconomyを出す場合は、緑色の税関申告書(CN22)を使います(NZ Postのページ)。一部の店舗では、スマートフォンで入力するデジタルの申告書も使えます。

申告書には中身と価格を書きます。品目の分類番号(HSコード)は、NZ税関のTariff Finderで調べられます。

配達日の減少

NZ Postによると、1住所あたりの手紙は2013年の週7.5通から、週2通未満に減っています(NZ Postのページ)。

これを受けて、政府とNZ Postの取り決め(Deed of Understanding)が2025年に変更されました。最低限の配達日数などは次のとおりです(MBIEのページ)。

項目2025年の変更後の最低基準
地方(rural)の配達週3日
その他のほとんどの地域の配達週2日
一部の地域週1日
郵便を扱う店舗などの数最初の2年は500か所、その後は400か所

配達日は、すべてが連続した日にならないよう決められています。これは最低基準で、実際の配達日は地域や時期で違います。

また、NZ Postは2024年4月、地方のほとんどの地域で土曜日の新聞・小包の配達をやめると発表しました(NZ Postの発表一覧)。

私書箱(PO Box)

自宅ではなく、郵便局の私書箱(PO Box)で郵便を受け取ることもできます。NZ Postの店舗か私書箱のロビー(Box Lobby)で、身分証明書(運転免許証かパスポート)と1年分の料金を用意して申し込みます(NZ Postのページ)。

  • 小さい箱(150mm×150mm)は普通の手紙用、大きい箱(300mm×150mm)は雑誌やA4の封筒用です。
  • 少なくとも月に1回は郵便を取りに行く必要があります。

転居したときの転送(redirection)

引っ越しのときは、郵便を新しい住所に転送するサービスを申し込めます。国内の住所だけでなく、海外の住所にも転送できます。オンラインで申し込むと店舗より安くなり、開始日の4営業日前までに申し込みます。店舗では6営業日前までです(NZ Postのページ)。

手順

日本に小包を送る

  1. 中身が日本に送れるものか確認する(下の「日本との違い・注意点」)。
  2. 箱に詰め、日本の住所を書く。
  3. Send Itで、サービスと料金を選ぶ。
  4. 税関申告書に、中身と価格を書く。
  5. NZ Postの店舗で出し、控えと追跡番号を保管する。

費用

2026年10月時点の主な料金です。最新の料金はNZ Postのページで確認してください。

項目料金
国内の手紙(Medium)NZ$3.60
日本への手紙(Medium)NZ$4.90
日本へのはがきNZ$2.90
私書箱(個人、標準、1年)NZ$185〜NZ$305(箱の大きさで違う)
私書箱(個人、Priority、1年)NZ$200〜NZ$320
転送(個人、国内、オンライン、2か月まで)NZ$25
転送(個人、海外、オンライン、2か月まで)NZ$85

PriorityのPO Boxは、標準より早い時刻から郵便を受け取れます(標準は9:00から、Priorityは7:30から)。

日本との違い・注意点

  • 日本郵便によると、国際郵便では、爆発・発火しやすい物などの危険物、麻薬類、わいせつな物品、硬貨・紙幣・宝石などの貴重品(書留を除く)などは送れません。国によって、さらに制限がある場合があります(日本郵便のページ)。
  • 日本の税関は、麻薬・覚醒剤、銃砲、爆発物、偽造の通貨やカード、知的財産権を侵害する物(偽ブランド品など)などの輸入を禁止しています(税関のページ)。
  • ジャーキー、ハム、ソーセージなどの加工した肉製品も、日本の動物検疫の対象です。贈り物でも、輸出国の政府機関が出した検査証明書が必要です(動物検疫所のページ)。
  • 日本と違い、NZの手紙の配達は毎日ではありません。地域によっては週2〜3日の配達になるため、期限のある書類は早めに出すか、追跡できるサービスを使ってください。
  • 郵便物が届かないときや料金の詳細は、NZ Postの問い合わせ窓口で確認してください。

関連項目

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