日本語補習校(Japanese Supplementary School)
補習授業校は、現地の学校に通う日本人の子どもに、土曜日などに日本語で国語などを教える学校です。NZには外務大臣が指定した補習授業校がウェリントン、クライストチャーチ、オークランド(2校)にあります。文部科学省の一覧では、NZに日本人学校はありません。
詳細
補習授業校とは
補習授業校(補習校)は、現地の学校やインターナショナルスクールに通う日本人の子どものための学校です。土曜日や放課後などに、日本の小学校・中学校の一部の教科を日本語で教えます。
- 授業は国語が中心です。学校によって算数(数学)、理科、社会なども教えます。
- 日本の教科書を使って授業をします。
- 多くは現地の日本人会などが設置・運営しています。
日本人学校は、日本の小学校・中学校・高校と同じ教育を全日制で行う学校です。補習授業校とは仕組みが違います。詳しくは文部科学省の在外教育施設のページで確認してください。
NZの補習授業校
外務省の補習授業校の指定一覧には、NZの学校として次の4校が載っています。
| 都市 | 学校名 | 管轄の在外公館 |
|---|---|---|
| ウェリントン | ウェリントン補習授業校 | 在ニュージーランド日本国大使館 |
| クライストチャーチ | カンタベリー補習授業校 | 在クライストチャーチ領事事務所 |
| オークランド | オークランド日本語補習学校 | 在オークランド日本国総領事館 |
| オークランド | ワイタケレ日本語補習校 | 在オークランド日本国総領事館 |
オークランドの2校は、総領事館の子女教育のページに日本政府の補助を受けた補習校として紹介されています。ウェリントン補習授業校は大使館の領事のページに載っています。
入学の条件、授業の曜日、学費は学校ごとに違います。各校の公式サイトで確認してください。
NZに日本人学校はありません
文部科学省の在外教育施設の一覧では、NZには日本人学校がありません。NZの施設として載っているのは補習授業校だけです。そのため、NZに住む日本人の子どもの多くは、平日は現地の学校に通います(NZの学校制度)。
教科書の無償配布
日本国籍を持つ義務教育の年齢(小学1年〜中学3年)の子どもは、在外公館で日本の教科書を無料で受け取れます。主な条件は次のとおりです。
- 日本国籍を持っていること(外国籍だけの子どもは対象外)
- 長期滞在者であること(大使館・総領事館は、NZの永住権を持つ人でも、将来日本で進学・就職する意思があれば対象としています)
- 在留届に子どもを同居家族として登録していること
補習授業校の在校生は、学校から教科書が配られるので申し込みは不要です。
申し込みの時期と受け取り方は公館ごとに違います。
- 大使館(ウェリントン):例年、前期分(小学生・中学生)は前年9月頃に申し込み、3〜4月頃に配布します。後期分(小学生のみ)は3〜4月頃に申し込み、9〜10月頃に配布します。窓口か郵送で受け取れます(大使館の教科書のページ)。
- 総領事館(オークランド):オンラインのフォームで申し込みます。郵送での申し込みは受け付けていません。受け取りの準備ができるとメールで案内が届きます(総領事館の子女教育のページ)。
2026年10月時点で、2027年度前期分の申し込みは両公館とも締め切られています。大使館ではキャンセル待ちの登録を受け付けています。
手順
- 住んでいる地域の補習授業校を確認する。
- 学校の公式サイトで、入学の条件、授業の曜日、学費を確認して問い合わせる。
- 補習授業校に通わない場合は、在留届に子どもを登録し、管轄の在外公館で教科書の申し込み時期を確認する。
- 申し込み期間内に、公館の案内に従って申し込む。
費用
教科書の配布は無料です。補習授業校の学費は学校ごとに違うので、各校に確認してください。
日本との違い・注意点
- 補習授業校は日本の小学校・中学校の代わりではありません。土曜日などに一部の教科を教える学校です。全日制で日本と同じ教育を行う日本人学校は、NZにはありません。
- 教科書は自動では届きません。補習授業校に通っていない場合は、自分で申し込む必要があります。申し込みの期間が決まっているので、早めに確認してください。
- 外国籍だけの子どもは、教科書の無償配布の対象外です。
- 補習授業校は4校とも大都市にあります。近くに学校がない地域もあります。